生活習慣

ニキビ(にきび)・吹き出物肌の紫外線対策完全ガイド

2024.07.16

この記事の要点は…

  • ✓紫外線がニキビ(にきび)・吹き出物に与える悪影響
  • ✓紫外線とニキビ跡の関係
  •  ニキビ(にきび)・吹き出物肌におすすめの日焼け止めの選び方
  • ✓赤ニキビの予防法
  • ✓赤ニキビの治療法

紫外線がニキビ(にきび)・吹き出物に与える悪影響

日が高くなり、屋外で過ごす機会が増えてきたという方も多いかと思います。屋外で過ごしている時に気になるのが、大量に浴びる紫外線の影響。意外と知られていませんが、紫外線を浴びると、ニキビができやすくなり、さらにはお肌に炎症を引き起こす可能性も高くなります。

この記事では、紫外線によりニキビや炎症が引き起こされやすくなる理由と、それを効果的に予防する方法を解説します。

さらに、なかなか治らない赤ニキビに対して注目されているバクテリオファージを使った赤ニキビの治療法を紹介します

紫外線がニキビ(にきび)・吹き出物に与える悪影響

紫外線を浴びると、ニキビができやすくなり、さらにはお肌に炎症が起こる可能性も高くなります。

その理由として下記のものが挙げられます。

○毛穴づまり

肌が紫外線を受けて乾燥すると、角質が肥厚して毛穴をふさぐ「コメド(面ぽう)」が発生します。この「コメド(面ぽう)」がニキビの元になります。

皮脂の酸化

紫外線によって酸化した皮脂が、お肌に炎症を引き起こす過酸化脂質をつくります。 また、紫外線により肌がダメージを受けると、皮脂の分泌が増えます。

皮脂自体には皮脂膜としてお肌を守ってくれる良い働きもありますが、皮脂が増えすぎると毛穴が詰まり、赤ニキビに繋がってしまいます。

アクネ菌への影響

人の肌表面にいる常在菌であるアクネ菌は、増えすぎると赤ニキビの原因の一つとなります。

アクネ菌によって作られるポルフィリンという物質は、紫外線にあたることによって活性酸素を発生させます。活性酸素は皮脂を酸化させ過酸化脂質をつくりお肌に炎症を引き起こします。

バリア機能への影響

紫外線を浴びると、肌のバリア機能が低下し、肌の水分保持能力が損なわれることが知られています。肌のバリア機能が低下すると、炎症が起こりやすい状態になってしまいます。またバリア機能が低下すると、ターンオーバーが乱れ、毛穴が詰まりやすくなります。

紫外線とニキビ跡の関係

紫外線はニキビ跡に対しても大きな影響を与えます。特に、紫外線A波(UVA)と紫外線B波(UVB)は肌にダメージを与え、ニキビ跡を悪化させる可能性があります。以下、紫外線とニキビ跡の関係について詳しく説明します。

▼色素沈着の悪化
▼肌の炎症の悪化
▼コラーゲンの破壊

ニキビ(にきび)・吹き出物肌におすすめの日焼け止めの選び方

日焼け止めのSPFとPA

SPF(Sun Protection Factor)とPA(Protection Grade of UVA)は、日焼け止めを選ぶ際に重要となる指標です。SPFは紫外線B波(UVB)から肌を守る効果を示し、数値が高いほどUVBからの保護効果が高いことを意味します。一方、PAは紫外線A波(UVA)からの保護効果を表し、+マークの数が多いほどUVAからの保護効果が高いことを示します。

日焼け止めを使用する環境や活動に合わせて適切なSPFを選ぶことが重要です。屋外で長時間過ごす場合や水泳やスポーツなどのアクティビティをする場合は、SPF50以上、PA++++のものを利用するとよいでしょう。

SPFやPAの数値が高いものほど肌への負担は大きくなるため、日常生活での使用はSPF20~30程度、PAは++のもので十分です。

また、日焼け止めで肌荒れを起こしやすい方や敏感肌な方は、オーガニックタイプや赤ちゃん用の日焼け止めを選ぶというのも1つの手です。

ノンコメドジェニックテスト済みの日焼け止め

ニキビ肌用の日焼け止めを選ぶ際に特に注目すべきなのが「ノンコメドジェニックテスト済み」と書かれたものかどうかという点です。ノンコメドジェニックテスト済み商品は、ニキビのもと(コメド)ができにくいことを確認するテストを受けており、毛穴をつまらせにくい成分で作られています。

ノンコメドジェニックテスト済みだからといって、「ニキビができない」という効果を保証しているわけではありませんが、こうした毛穴を詰まらせにくい成分で作られた日焼け止めを選ぶことはニキビを防ぐ上では重要なポイントです。

無香料・無着色の日焼け止め

香料や着色料は、肌に刺激を与える可能性があります。香料や着色料の刺激が気になる方は無香料・無着色の日焼け止めを選ぶと良いでしょう。

テクスチャーと使用感

ニキビ肌に適した日焼け止めを選ぶ際には、テクスチャーと使用感も非常に重要なポイントです。ニキビ肌は油分が多いため、べたつく日焼け止めは避けた方がよいでしょう。べたつかない、さらっとした使用感の日焼け止めを使うことで、肌の不快感が和らぎ、化粧崩れも防ぐことができます。ニキビ肌の方には特に、オイルフリーの製品はおすすめです。
ニキビ肌は乾燥しやすく、乾燥が原因で皮脂分泌が過剰になることがあります。そのため、保湿成分が含まれている日焼け止めを選ぶことも重要です。ヒアルロン酸やセラミドなどの保湿成分が含まれている製品は、肌の水分バランスを保つ効果が期待できます。

ニキビ(にきび)・吹き出物肌の日焼け止めの塗り方

日焼け止めの正しい塗り方と量

肌に塗る前に日焼け止めをよく振ってから使用しましょう。適量を手に取り、顔や体の全体に均等に塗ります。日焼け止めの塗り忘れがないように、特に首、耳、手首、足首、背中など見落としがちな部分にも十分に塗布することが大切です。

日焼け止めの量は、顔のみ塗る場合は1円玉大が目安とされています。

日焼け止めを塗る際は、肌に均一に広げることが大切です。ムラがあると、その部分が紫外線にさらされ、日焼けやニキビの悪化を招く可能性があります。指の腹を使って、優しく丁寧に塗り広げましょう。

鼻や頬、額など、紫外線が当たりやすい部位には特に注意して塗りましょう。また、耳や首の後ろなどの塗り残しがちな部位も忘れずに塗ることが大切です。

日焼け止めの塗り方と量を守ることで、紫外線から肌をしっかりと守ることができます。

 日焼け止めの再塗布のタイミング

日焼け止めは塗った後、時間が経つと効果が薄れるため、こまめに塗り直すことが大切です。特に泳いだり汗をかいたりして日焼け止めが落ちやすい場面では、2時間おきに塗り直すことをオススメします。

 日焼け止めを塗る際の注意点

日焼け止めを効果的に使用するためには、いくつかの注意点を守ることが重要です。以下、日焼け止めを塗る際の注意点について詳しく説明します。

使用前にパッチテストを行う

新しい日焼け止めを使用する前には、必ずパッチテストを行いましょう。少量を腕の内側に塗り、24時間後に肌に赤みやかゆみなどの異常がないか確認します。パッチテストを行うことで、アレルギー反応や肌トラブルを未然に防ぐことができます。

クレンジングをしっかり行う

日焼け止めを塗った後は、しっかりとクレンジングを行うことが重要です。日焼け止めが肌に残ると、毛穴が詰まってニキビの原因となることがあります。専用のクレンジング剤を使用し、丁寧に洗い流しましょう。

他のスキンケア製品との相性を確認

日焼け止めを使用する際は、他のスキンケア製品との相性も確認することが重要です。特に、化粧水や乳液、ファンデーションなどと混ざることで、肌に負担がかかることがあります。相性が悪い場合は、製品を変更するか、使用順序を見直すことが必要です。

 ニキビ(にきび)・吹き出物肌の紫外線対策に役立つアイテム

紫外線から肌を守るには日焼け止めだけではなく、帽子や日傘なども活用することも大切です。ここでは紫外線対策に役立つアイテムを紹介します。

▼帽子やスカーフの活用
▼日傘の重要性
▼紫外線カット効果のある衣服
▼サングラス

紫外線対策と併用したいニキビケア

洗顔や化粧水、乳液などのスキンケアもニキビケアには欠かせません。

刺激が少なく、保湿と角質ケアができる商品を選ぶことが大切です。

洗顔は水やお湯だけで済ませるのではなく洗顔料を使って行いましょう。

1日朝晩2回、洗顔料をよく泡立てて、お肌を強くこすらず優しく洗いましょう。

洗顔料を洗い流す際は、冷たい水も熱いお湯もお肌に負担がかかるので34~38℃のぬるま湯ですすぎ残しがないように髪の生え際やこめかみ、鼻の際、顎、フェイスラインまでしっかりすすぎ落としましょう。

また、洗顔後はタオルでお肌をこすらないように押し当てるように水分を拭き取り、化粧水や美容液などを使って、しっかり保湿することが大切です。

女性は化粧を落とす際、なるべく負担の少ないクレンジング剤を選び、しっかり落とすことを心がけましょう。

ニキビ(ニキビ)・吹き出物肌の紫外線対策のポイント

紫外線はお肌の大敵ですが、完全に遮断することは現実的ではありません。そのため、服装や日傘などによりなるべく浴びる紫外線の量を減らすようにすることが大切です。また日焼け止めを活用することも重要です。

紫外線はお肌の大敵ですが、完全に遮断することは現実的ではありません。そのため、服装や日傘などによりなるべく浴びる紫外線の量を減らすようにすることが大切です。また日焼け止めを活用することも重要です。

ニキビを防ぐ上では、紫外線に気を遣うだけではなく、日頃のスキンケアに心を配ることも大切です。

紫外線によってできた赤ニキビにバクテリオファージ

毛穴に皮脂が詰まると皮脂をエサにするアクネ菌などが増殖し、菌バランスが崩れることによって炎症を起こし、赤ニキビができます。
そのため、赤ニキビを治すためには正常な菌バランスに戻すことが必要です。
また、ニキビを繰り返さないためには、正常な菌バランスを保ち続ける必要があります。
人の表皮には数百種類もの細菌が生育し、その多くは正常な肌環境を保つために必要で、善玉菌と呼ばれています。
善玉菌の代表として表皮ブドウ球菌が挙げられます。
表皮ブドウ球菌はニキビの原因となる余分な皮脂を分解します。
そして、肌の潤いを保ち、肌表面を弱酸性にすることで病原菌の増殖を抑える働きをしています。
従来の殺菌成分を使った治療法だと、肌に必要な善玉菌までなくなってしまい、菌バランスを保つことが困難です。
一時的には治るかもしれませんが、菌バランスが崩れている状態なので、またすぐに赤ニキビができてしまうおそれがあります。
バクテリオファージを使うことによって増えすぎたアクネ菌などのニキビ原因菌だけを減らします。
そうすることによって、善玉菌など肌に必要な菌はなくさずに肌の菌バランスが保たれた状態を維持することができます。

バクテリオファージがお肌の菌バランスを整えるのに重要な役割を果たす理由は3つあります。

理由1 狙った菌だけを退治する

バクテリオファージは、一般的な殺菌成分のようにお肌を守る善玉菌も殺してしまうのではなく、自分が感染できる相手(宿主)を厳密に見分ける能力があり、狙った菌にだけにとりつき、自己増殖しながら宿主を溶菌します。
例えば、ニキビ原因菌をターゲットとするバクテリオファージは、赤ニキビを引き起こすニキビ原因菌のみを溶菌します。
宿主以外の菌には感染することができないので、複数の菌がニキビの原因菌である場合は複数の菌に感染できるファージの混合液(ファージカクテル)を用いる必要があります。

理由2 増殖した菌だけを退治する

バクテリオファージは、ターゲットとする宿主菌がある程度少なくなると自己増殖できなくなり、それに合わせて少なくなります。
そのため、ターゲットの菌を全滅させることなく、菌バランスが整った状態に戻すことができます。

理由3 善玉菌を守って赤ニキビのできにくい肌に

バクテリオファージは、お肌に必要な善玉菌は残したまま、アクネ菌などのニキビ原因菌を退治します。
そのため、菌バランスを整えてバリア機能を高めることができ、ニキビができにくい肌へと導くことができます。

生物の摂理に叶った治療法

バクテリオファージを使った治療法は、体内に元々あるバクテリオファージを補うもので、生物の摂理に叶った治療法と言えます。
また、バクテリオファージを使うことで赤ニキビを治すだけではなく、赤ニキビのできにくい健康な肌を維持し続けることができます。

実際にバクテリオファージ配合製品を使った結果

ここでは実際にバクテリオファージ配合製品を使った人の結果を紹介します。

どの症例もニキビが改善しているのが確認できます。

紫外線によってできた赤ニキビの治療法まとめ

バクテリオファージを使ったニキビの治療法は、我々のお肌に存在しているバクテリオファージを補うという方法です。
殺菌してニキビを治療する従来の方法とはまったく違った新しいアプローチになります。
赤ニキビが治るだけでなく、ニキビができにくい健康な肌を保ち続けられるというのは嬉しいですよね。
赤ニキビができやすくて悩んでいる人は、バクテリオファージを使った方法を一度、試してください。

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