生活習慣

赤ニキビは冷やすと治る?赤ニキビの原因と対策、バクテリオファージを使った新しい治療法を専門家が解説します

2024.04.12

この記事の要点は…

  • ✓赤ニキビは冷やすと治る?
  • ✓赤ニキビの冷やし方?
  • ✓赤ニキビの予防法
  • ✓赤ニキビの治療法

なかなか治らない赤ニキビで悩んでいませんか?

痛くて気になる赤ニキビ。。。
「治ったと思ったのに何度も繰り返し赤ニキビができてしまう」「とにかく目立って恥ずかしい。」と悩んでいる方も多いと思います。
赤ニキビを治す方法を探している中で赤ニキビを冷やすことで治ると聞いたことがあるかもしれません。
今回の記事は赤ニキビを冷やすことで赤ニキビは本当に治るのか?そもそも、赤ニキビの原因とは何であるか、予防法にはどんなものがあるのかなどを解説します。
さらに、最近注目されているバクテリオファージを使った赤ニキビの治療法も解説します。

赤ニキビは冷やすと治る?

結論からいうと赤ニキビを冷やしても治ることはありません。
赤ニキビを長時間冷やすと血行が悪くなり、赤ニキビを治すために必要な酵素や栄養などが行き届かなくなるため、悪化してしまうおそれがあります。
しかし、患部を冷やすことで痛みを知覚しづらくなるため、痛み緩和対策としては有効です。
ただし、あくまで一時的な処置となりますので、赤ニキビを治すには別の方法で治療を行う必要があります。
また炎症が起きている赤ニキビの痛み緩和には有効ですが、毛づまりが原因である白ニキビや黒ニキビには効果がありません。
むしろ、冷やすことで肌が一時的に収縮し毛穴が引き締まってしまい毛穴を余計に詰まらせてしまう可能性があるので白ニキビ・黒ニキビは冷やさないようにしましょう。

赤ニキビの冷やし方

どうしても痛くて我慢できないときは以下のような冷やし方をすると良いでしょう。

▼冷やした化粧水を使ってパックする
▼冷たい水で絞ったタオルで冷やす
▼氷で冷やす

痛みを感じている赤ニキビは炎症が酷くなっている状態です。
痛みがおさまったからといって放置していると、赤ニキビが悪化してニキビ跡になってしまいます。
なるべく早く皮膚科や美容皮膚科などを受診し適切な治療を受けましょう。

赤ニキビの原因とは?

赤ニキビとは、アクネ菌が皮脂をエサに繁殖し、炎症を起こした状態を指します。
赤ニキビは、ホルモンバランスの乱れ、生活習慣の乱れ、ストレスや間違ったスキンケアが原因となります。
これらの要因により、肌のターンオーバーが乱れ、皮脂が過剰に分泌されると、皮脂をエサにアクネ菌が増殖して炎症が引き起こされてしまいます。

▼ホルモンバランスの乱れ
▼不規則な生活習慣
▼間違ったスキンケア
▼過度なストレス

治らない赤ニキビの予防法

赤ニキビは一度できるとなかなか治りません。
また、赤ニキビを冷やしても一時的に痛みを緩和するだけであり、赤ニキビを放置していたらニキビ跡が残る可能性が高くなってしまいます。
赤ニキビを治すのにもっとも大切なことは、増殖したアクネ菌などのニキビ原因菌を退治して菌バランスを整えることです。
では、殺菌成分が含まれる薬を使って、アクネ菌などのニキビ原因菌を全滅させればよいのかというと、そういうわけでもありません。
なぜなら、殺菌成分を使用すると肌に必要な善玉菌まで殺してしまったり、敏感な肌には刺激となったりするため、かえって赤ニキビの症状が悪化してしまうこともあるからです。

肌にいる微生物の多くは、肌を健やかに保つ上では欠かせない存在です。
赤ニキビの原因となるアクネ菌も、普段は肌を健やかに保つ働きをしています。
しかし、過剰な皮脂分泌などが原因で毛穴がふさがるとアクネ菌が増殖して赤ニキビができてしまいます。
このようにできた赤ニキビを治すには、増殖したアクネ菌などのニキビ原因菌を減らして、善玉菌がいきいきと働ける環境をつくることが重要です。
そのためには正しいスキンケアと規則正しい生活習慣を心がけ、「毛穴を詰まらせない」ように、また「皮脂を過剰に分泌させない」ようにすることが大切です。

▼規則正しい生活
▼食生活の見直し
▼ストレスをためない
▼自分にあったスキンケアを行う
▼紫外線対策

赤ニキビの原因についてのまとめ

赤ニキビを予防するには規則正しい生活を心がけ、肌のターンオーバーを正常に保ち、バリア機能を維持し続けることが大切です。
そのためには、正しいクレンジングや洗顔、スキンケアを行うことがポイント。
そして、善玉菌がいきいきと働き続けられる環境、つまり「菌バランス」が整えられた状態を維持し続けることが最も重要です。

加藤先生のお話にもあるとおり、私たちの肌を健やかな状態に保つには、殺菌成分を使って殺菌するのではなく、菌バランスがとれた環境を作ることこそが重要となります。
また、菌バランスがとれた環境を維持し続けることが赤ニキビを予防するうえで重要です。

では、殺菌成分を使わずに菌バランスのとれた環境を作り出すにはどうしたらよいのでしょうか?
その答えは、現在注目を集めているバクテリオファージにあります。

治らない赤ニキビにバクテリオファージ

毛穴に皮脂が詰まると皮脂をエサにするアクネ菌などが増殖し、菌バランスが崩れることによって炎症を起こし、赤ニキビができます。
そのため、赤ニキビを治すためには正常な菌バランスに戻すことが必要です。
また、ニキビを繰り返さないためには、正常な菌バランスを保ち続ける必要があります。
人の表皮には数百種類もの細菌が生育し、その多くは正常な肌環境を保つために必要で、善玉菌と呼ばれています。
善玉菌の代表として表皮ブドウ球菌が挙げられます。
表皮ブドウ球菌はニキビの原因となる余分な皮脂を分解します。
そして、肌の潤いを保ち、肌表面を弱酸性にすることで病原菌の増殖を抑える働きをしています。
従来の殺菌成分を使った治療法だと、肌に必要な善玉菌までなくなってしまい、菌バランスを保つことが困難です。
一時的には治るかもしれませんが、菌バランスが崩れている状態なので、またすぐに赤ニキビができてしまうおそれがあります。
バクテリオファージを使うことによって増えすぎたアクネ菌などのニキビ原因菌だけを減らします。
そうすることによって、善玉菌など肌に必要な菌はなくさずに肌の菌バランスが保たれた状態を維持することができます。

バクテリオファージがお肌の菌バランスを整えるのに重要な役割を果たす理由は3つあります。

理由1 狙った菌だけを退治する

バクテリオファージは、一般的な殺菌成分のようにお肌を守る善玉菌も殺してしまうのではなく、自分が感染できる相手(宿主)を厳密に見分ける能力があり、狙った菌にだけにとりつき、自己増殖しながら宿主を溶菌します。
例えば、ニキビ原因菌をターゲットとするバクテリオファージは、赤ニキビを引き起こすニキビ原因菌のみを溶菌します。
宿主以外の菌には感染することができないので、複数の菌がニキビの原因菌である場合は複数の菌に感染できるファージの混合液(ファージカクテル)を用いる必要があります。

理由2 増殖した菌だけを退治する

バクテリオファージは、ターゲットとする宿主菌がある程度少なくなると自己増殖できなくなり、それに合わせて少なくなります。
そのため、ターゲットの菌を全滅させることなく、菌バランスが整った状態に戻すことができます。

理由3 善玉菌を守って赤ニキビのできにくい肌に

バクテリオファージは、お肌に必要な善玉菌は残したまま、アクネ菌などのニキビ原因菌を退治します。
そのため、菌バランスを整えてバリア機能を高めることができ、ニキビができにくい肌へと導くことができます。

生物の摂理に叶った治療法

バクテリオファージを使った治療法は、体内に元々あるバクテリオファージを補うもので、生物の摂理に叶った治療法と言えます。
また、バクテリオファージを使うことで赤ニキビを治すだけではなく、赤ニキビのできにくい健康な肌を維持し続けることができます。

実際にバクテリオファージ配合製品を使った結果

ここでは実際にバクテリオファージ配合製品を使った人の結果を紹介します。

どの症例もニキビが改善しているのが確認できます。

治らない赤ニキビの治療法まとめ

バクテリオファージを使ったニキビの治療法は、我々のお肌に存在しているバクテリオファージを補うという方法です。
殺菌してニキビを治療する従来の方法とはまったく違った新しいアプローチになります。
赤ニキビが治るだけでなく、ニキビができにくい健康な肌を保ち続けられるというのは嬉しいですよね。
赤ニキビが治らなくて悩んでいる人は、バクテリオファージを使った方法を一度、試してください。

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