種類

黄ニキビが治らない!?原因とバクテリオファージを使った新しい治し方を専門家が解説!

2023.02.03

この記事の要点は…

  • ✓黃ニキビとは?
  • ✓黃ニキビができる原因とは?
  • ✓黃ニキビの予防法
  • ✓黃ニキビの治療法

黃ニキビが治らなくて困っていませんか?

  • □触ると痛いし、かゆい
  • □皮膚科の薬を使っても良くなるどころか日に日にひどくなっている気がする
  • □鏡で顔を見るたびに自分を責めたくなってしまう
  • □周りの友達はみんな肌が綺麗なのに、なぜ自分だけこんなに黄ニキビができるの?
  • □ここ最近、自分の肌に何もないきれいな状態を見ていない

ニキビの最終段階とも言える黄ニキビ。
一晩で治すことは難しく、時間をかけて治す必要があります。
また、黄ニキビは放っておくと潰れてしまい、ニキビ跡になる恐れもあります。
だからこそ、治そうと皮膚科を受診し処方された薬(抗生物質)を使ったり、ニキビに良いとされる化粧品でニキビケアをしたり生活習慣の改善を行ったりと対策をしているけど、なかなか治らなくて困っている方も多いと思います。
そんな厄介な黃ニキビに対して、あるアプローチが注目されているんです。
それが、バクテリオファージを使った治療法となります。
今回は厄介な黃ニキビのためのバクテリオファージを使った治療法とはどんなものなのかご紹介します。

黃ニキビとは?

黃ニキビとは、炎症を起こした赤ニキビがさらに悪化し化膿した状態(膿疱性ニキビ)のことを言います。
黄ニキビになると炎症は真皮まで届き、周囲の皮膚組織も破壊されるため痛みを伴う場合が多いです。

ニキビは進行状態によって以下の4種類に分けられます。

○白ニキビ(面皰)

皮脂や汚れが毛穴に詰まった状態。
表面はまだ閉じていて、ポツンとした小さな白い点に見えます。
内側では毛包が広がってアクネ菌が増え始めます。

黒ニキビ(面皰)

皮脂がたまり黒く酸化した状態。
毛穴が開いた状態でメラニン色素や酸化された皮脂などによって黒く見えます。

○赤ニキビ

白ニキビ、黒ニキビ(面皰)が悪化し、アクネ菌が皮脂をエサに繁殖し、炎症を起こした状態。
患部の周りが赤く腫れ上がるため赤く見えます。
痛みを伴います。

○黃ニキビ

赤ニキビがさらに悪化し、炎症部が化膿した状態(膿疱性ニキビ)。
てっぺんに黄色い膿が溜まっているため黄色く見えます。

黄ニキビ、赤ニキビを放置したり潰してしまったりすると赤くなくぴかぴかした傷(萎縮性瘢痕)やクレーター(陥凹性瘢痕)ができます。
これがニキビ跡です。
また、ニキビの炎症の跡にメラニン色素が沈着し、赤み、シミのように見える状態で残ることもあります。
ニキビ跡や色素沈着になるときれいに治すにはセルフケアでは難しく皮膚科か美容皮膚科での治療が必要となります。
そのため、ニキビ跡、色素沈着を残さないためにも、黄ニキビは放置したり潰したりせず早めに治療することが大切です。
黄ニキビを潰してしまった場合は、すぐに黄色い膿や血などを拭き取り、患部を水で洗い流し清潔な状態にしましょう。
これは応急処置であり、セルフケアではさらにニキビを悪化させる可能性もあるため、皮膚科で適切な治療を受けることが必要です。
すぐに治療をすることで、より深刻な状態になることを防ぐことができます。

黄ニキビができる原因とは?

黄ニキビができる原因は赤ニキビを放置して悪化してしまい、黄色ブドウ球菌が増えて炎症部に入り込んで膿がたまってしまうからです。
赤ニキビを放置してさらに悪化すると、肌のph(バランス)が崩れ皮膚がアルカリ性に傾きます。
アルカリ性の皮膚で増えた黄色ブドウ球菌が炎症部に入り込み、膿を増やします。
膿がたまったニキビは黄ニキビとなります。

・黄ニキビの原因となる赤ニキビはどうしてできる?

ニキビの原因となるアクネ菌は、普段は悪玉菌の繁殖を抑え、肌を健やかに保つ働きをしています。
アクネ菌が一定数存在していたとしても、お肌の菌のバランスが取れている状態であれば、肌は健やかな状態に保たれます。
しかし、毛穴が皮脂や汚れなどで詰まると皮脂が過剰に分泌されます。
すると、アクネ菌が皮脂をエサに増殖します。
アクネ菌が増えると、菌の増殖を抑えるために身体の免疫システムが働くことで炎症が引き起こされます。
炎症により赤く腫れ上がった状態が赤ニキビです。

年代別・性別の黃ニキビができる原因

年代別

▼大人、大学生
▼中学生、高校生

性別

▼男性
▼女性

黃ニキビの原因になる生活習慣

▼不規則な生活
▼偏った食生活
▼間違ったスキンケア

黃ニキビができやすい顔の部位

黃ニキビは皮脂腺の多い顔にできやすいです。
顔の中でとくに黃ニキビができやすい箇所は、おでこから鼻にかけてのTゾーン、口周りや顎の部分のUゾーン(フェイスライン)、頬(ほっぺ)です。

▼Tゾーン(おでこ、鼻、眉間)
▼Uゾーン(顎、口周り)
▼頬(ほっぺ)

黃ニキビの予防法

黃ニキビは一度できるとなかなか治りません。
また、潰してしまったり放置したりするとクレーターや色素沈着などのニキビ跡が残ってしまいます。
黃ニキビを治し再発を防ぐのにもっとも大切なことは、増殖したアクネ菌や黄色ブドウ球菌などのニキビ原因菌を退治して菌バランスを整えることです。

では、殺菌成分を使って、アクネ菌や黄色ブドウ球菌などのニキビ原因菌を全滅させればよいのかというと、そういうわけでもありません。
なぜなら、殺菌成分を使用すると肌に必要な善玉菌まで殺してしまったり、敏感な肌には刺激となったりするため、かえって黃ニキビの症状が悪化したり、再発してしまうこともあるからです。

肌にいる微生物の多くは、肌を健やかに保つ上では欠かせない存在です。
黃ニキビの原因となるアクネ菌は、普段は肌を健やかに保つ働きをしています。
また、黄色ブドウ球菌は普段、悪い働きをしません。
しかし、過剰な皮脂分泌などで毛穴がふさがるとアクネ菌が増殖し、赤ニキビができてしまいます。
さらに赤ニキビを放置すると皮膚がアルカリ性に傾いてしまい、黄色ブドウ球菌が増殖して赤ニキビに入り込み、黄ニキビとなります。
このようにできた黃ニキビを治すには、増殖したアクネ菌や黄色ブドウ球菌などのニキビ原因菌を減らして、善玉菌がいきいきと働ける環境をつくることが重要です。
そのためには生活習慣の改善と正しいスキンケアが大切です。

▼規則正しい生活を心がけること・睡眠をしっかりとる・バランスの取れた食事
▼ストレスをためない
▼正しいスキンケアを行う
▼化粧品はノンコメドジェニックテスト済み・オイルフリーのものを使用する

黃ニキビの原因についてのまとめ

黃ニキビを予防するには睡眠をしっかりとったり、栄養バランスの取れた食事をとったりなど規則正しい生活を心がけ、肌のターンオーバーを正常に保ち、バリア機能を維持し続けることが大切です。
そのためには、正しいクレンジングや洗顔、スキンケアを行うことがポイント。
そして、善玉菌がいきいきと働き続けられる環境、つまり「菌バランス」が整えられた状態を維持し続けることが最も重要です。

加藤先生のお話にもあるとおり、私たちの肌を健やかな状態に保つには、殺菌成分を使って殺菌するのではなく、菌バランスがとれた環境を作ることこそが重要となります。
また、菌バランスがとれた環境を維持し続けることが黃ニキビを予防するうえで重要です。

では、殺菌成分を使わずに菌バランスのとれた環境を作り出すにはどうしたらよいのでしょうか?
その環境を作り出すことができるのが、今注目されているバクテリオファージになります。

なかなか治らない黃ニキビにバクテリオファージ

毛穴に皮脂が詰まると皮脂をエサにするアクネ菌などが増殖し、菌バランスが崩れることによって炎症を起こし、赤ニキビができます。
そして、赤ニキビが黄色ブドウ球菌によってさらに悪化して黄ニキビができます。
そのため、黃ニキビを治すためには正常な菌バランスに戻すことが必要です。
また、ニキビを繰り返さないためには、正常な菌バランスを保ち続ける必要があります。
人の表皮には数百種類もの細菌が生育し、その多くは正常な肌環境を保つために必要で、善玉菌と呼ばれています。
善玉菌の代表として表皮ブドウ球菌が挙げられます。
表皮ブドウ球菌はニキビの原因となる余分な皮脂を分解します。
従来の殺菌成分を使った治療法だと、肌に必要な善玉菌までなくなってしまい、菌バランスを保つことが困難です。
一時的には治るかもしれませんが、菌バランスが崩れている状態なので、またすぐに黃ニキビが再発してしまうおそれがあります。
我々の体内にも元々いるバクテリオファージという微生物を使うことによって、アクネ菌や黄色ブドウ球菌などの増殖してしまったニキビの原因菌だけを減らします。
そうすることによって、善玉菌など肌に必要な菌はなくさずに菌バランスの取れた肌を維持できます。

バクテリオファージがお肌の菌バランスを整えるのに重要な役割を果たす理由は3つあります。

理由1 狙った菌だけを退治する

バクテリオファージは、一般的な殺菌成分のようにお肌を守る善玉菌を殺してしまうのではなく、狙った菌にだけにとりつき、溶菌します。
たとえば、黄ニキビ原因菌をターゲットとするバクテリオファージは、黃ニキビを引き起こすニキビ原因菌のみを溶菌します。
また、ファージは自分が感染できる菌(宿主)を厳密に見分ける能力があります。
宿主以外の菌には感染できません。したがって、複数の菌がニキビの原因菌である場合は複数の菌に感染できるファージの混合液(ファージカクテル)が必要です。

理由2 増殖した菌だけを退治する

バクテリオファージは、宿主菌の減少と共に減少しますが、宿主菌を全滅させることはありません。
菌のバランスが整った状態に戻します。

理由3 善玉菌を守って黃ニキビのできにくい肌に

バクテリオファージは、お肌に必要な善玉菌は残したまま、アクネ菌や黄色ブドウ球菌などのニキビ原因菌を退治します。
そのため、菌バランスを整えてバリア機能を高めることで、ニキビができにくい肌へと導くことができます。

生物の摂理に叶った治療法

バクテリオファージを使った治療法は、体内に元々あるバクテリオファージを補うもので、生物の摂理に叶った治療法と言えます。
また、バクテリオファージを使うことで黃ニキビを治すだけではなく、黃ニキビのできにくい健康な肌を維持し続けることができます。

実際にバクテリオファージ配合製品を使った結果

ここでは実際にバクテリオファージ配合製品を使った人の結果を紹介します。

どの症例もニキビが改善しているのが確認できます。

黃ニキビの治療法まとめ

バクテリオファージを使った黃ニキビの治療法は、我々のお肌に存在しているバクテリオファージを補うという方法です。
殺菌して黃ニキビを治療する従来の方法とはまったく違った新しいアプローチになります。
黃ニキビが治るだけでなく、黃ニキビができにくい健康な肌を保ち続けられるというのは非常に気になりますよね。
黄ニキビがなかなか治らなくて悩んでいる人は、バクテリオファージを使った治療法を一度、試してください。

まずはチェック!

あなたがチェックしたのは

0個です!

あなたはいくつチェックがつきましたか?
1つ以上チェックがある方は今すぐ下記のボタンをクリックして「ファージ配合」と検索してください。
新たな赤ニキビ治療法の可能性を、あなたの肌で体験してください。

この記事を友達にシェアしよう!

この記事を友達にシェアしよう!黄ニキビが治らない!?原因とバクテリオファージを使った新しい治し方を専門家が解説!

関連記事