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思春期ニキビが治らない。中学生・高校生の赤ニキビの原因と根本から解決する新しい治療法を専門家が伝授!

2023.09.22

この記事の要点は…

  • ✓思春期ニキビとは?
  • ✓思春期ニキビの原因とは?
  • ✓思春期ニキビの予防法
  • ✓思春期ニキビの治療法

お子様の思春期ニキビがなかなか治らなくて悩んでいませんか?

  • □小学校高学年くらいから赤ニキビが突然でき始めた
  • ネットで赤ニキビに良いと言われるものはとりあえず試したけど、全然よくならない
  • 子供の友達はみんな肌が綺麗なのに、自分の子供だけなんでこんなに赤ニキビができるの?
  • □赤ニキビが気になって勉強や部活に集中できない姿をよく見る
  • □赤ニキビが大量発生して触るとヒリヒリと痛がっている

「治ったと思ったのに何度も繰り返し赤ニキビができてしまう」「顔の赤ニキビが目立ってしまってかわいそう。。。」と胸が痛んでいる親御様もいらっしゃると思います。
早く治そうと思って、皮膚科を受診し処方された治療薬(抗生物質)を使ったり、化粧品やニキビパッチなどを使ってニキビケアをしたり対策をしているけど、なかなか治らなくて途方にくれている親御様もいるはずです。
そんななか、なかなか治らない思春期ニキビに対してあるアプローチが注目されているんです。
それはバクテリオファージを使った治療法です。
今回は思春期の赤ニキビのための新しい治療法を紹介します。

思春期ニキビとは?

思春期ニキビとは、ホルモンバランスの変化により皮脂の分泌が活発になり、毛穴が詰まってしまうことで発生するニキビ(尋常性ざ瘡)のことを言います。
肌が油っぽい方にできやすく季節的には春から夏にかけて増える傾向があります。
思春期ニキビは額や鼻など皮脂が多いTゾーンにできやすく、一般的には中学生から高校生にかけての10代の若者によく見られます。
早い方は小学校高学年からでき始めます。
思春期ニキビは皮脂の過剰分泌が原因のため炎症のある赤ニキビへと進行しやすく、黄ニキビに悪化してニキビ跡、色素沈着になりやすいのが特徴です。

思春期ニキビの種類は?

思春期ニキビは進行状態によって以下の4種類に分けられます。

○白ニキビ(面皰)

皮脂や汚れが毛穴に詰まった状態。
表面はまだ閉じていて、ポツンとした小さな白い点に見えます。

黒ニキビ(面皰)

皮脂がたまり黒く酸化した状態。
毛穴が開いた状態でメラニン色素や酸化された皮脂などによって黒く見えます。

○赤ニキビ

白ニキビ、黒ニキビ(面皰)が悪化し、アクネ菌が皮脂をエサに繁殖し、炎症を起こした状態。
患部の周りが赤く腫れ上がるため赤く見えます。

○黃ニキビ

赤ニキビがさらに悪化し、炎症部が化膿した状態(膿疱性ニキビ)。
黄色い膿が溜まっているため黄色く見えます。

ニキビの原因となるアクネ菌は、普段は悪玉菌の繁殖を抑え、肌を健やかに保つ働きをしています。
アクネ菌が一定数存在していたとしても、お肌の菌のバランスが取れている状態であれば、肌は健やかな状態に保たれます。
しかし、毛穴が皮脂や汚れなどで詰まると皮脂が過剰に分泌されます。
すると、アクネ菌が皮脂をエサに増殖します。
アクネ菌が増えると、菌の増殖を抑えるために身体の免疫システムが働くことで炎症が引き起こされます。
炎症により赤く腫れ上がった状態が赤ニキビです。
また、赤ニキビを放置しておくと黄色ブドウ球菌が炎症部に入り込んで膿が溜まり、黄ニキビとなってしまいます。

赤ニキビ、黄ニキビを潰してしまうと赤くなくぴかぴかした傷(萎縮性瘢痕)やクレーター(陥凹性瘢痕)が出来てしまい、ニキビ跡として残ります。
また、ニキビの炎症の跡にメラニン色素が沈着し、赤み、シミのように見える色素沈着という状態で残ることがあります。
ニキビ跡、色素沈着を残さないためにも、赤ニキビができたら、早期に治療することが大切です。

思春期ニキビはいつまで続く?

思春期ニキビは10代に特に現れ、一般的には中学生からでき始めて高校生でピークを迎えます。
しかし、個人差があり、早い人では小学校の高学年からでき始めます。
思春期による過剰な皮脂分泌が関係しているため、思春期が終わり20代になると自然とできなくなる方もいます。
思春期が終わってもニキビがなかなか治らない場合は大人ニキビの可能性があります。

思春期ニキビができやすい部位は?

思春期ニキビは、皮脂の分泌が多い顔のTゾーン(おでこ、鼻、あご)や頬などにできやすいです。
また、背中や胸、肩などの部位にもできることがあります。

思春期ニキビと大人ニキビの違いは?

10代の頃にできる思春期ニキビと20代以降にできる大人ニキビは、形状は全く同じで、ニキビ自体に違いはありません。
できる過程も同じですが、発生する要因とできやすい部位に違いがあります。
思春期ニキビはホルモンバランスの変化による皮脂の過剰分泌が原因で発生します。
できやすい部位は顔のTゾーン(おでこ、鼻、あご)です。
大人ニキビはストレス、食事・睡眠などの生活習慣の乱れ、ホルモンバランスの乱れやスキンケアやメイクなどのライフスタイルなどの原因が重なって発生します。
できやすい部位はUゾーン(頬やあご周り、フェイスライン)です。
思春期ニキビは成長期が終わった20歳前後になり、ホルモンバランスが安定すると、皮脂の分泌が落ち着いて自然とできなくなっていきます。
しかし、人によってはニキビが治らず長引くことがあります。
この場合は大人ニキビの可能性があります。

思春期ニキビの原因とは

思春期ニキビは、成長期に身体の変化をおこすホルモン分泌の増加が原因です。
思春期は第二次性徴期と言われ、成長ホルモンと性ホルモンの分泌が活発になります。
成長期にあたる12~13歳頃から、男性は男性ホルモン、女性は女性ホルモン(黄体ホルモンと卵胞ホルモン)の分泌量が急激に増加します。
男性ホルモンには、皮脂量を増やし角質層を厚くする働きがあります。
思春期に男性ホルモンが急激に増えることによって、毛穴の出口付近の角質層が厚くなって毛穴を塞ぎ、皮脂がたまり、アクネ菌が増えやすくなります。
女性の場合は、男性ホルモンと似た働きを持つ黄体ホルモンの分泌が活発になることで皮脂量が増え、赤ニキビができやすくなります。
女性は生理前になると黄体ホルモンが増えて、ホルモンバランスが乱れやすくなるため、男性よりも思春期ニキビができやすい傾向があります。
他にも、10代は受験勉強、部活や人間関係などのストレスが引き金となってホルモンバランスが崩れ、赤ニキビが悪化してしまうこともあります。

思春期ニキビのNG行為

思春期の赤ニキビを早く治したいと思って行っていることが実はもっと悪化させている可能性もあります。
以下のことは思春期の赤ニキビを悪化させてしまう行動になりますので行わないように気をつけましょう。

▼赤ニキビを触る・潰す
▼ゴシゴシ洗顔
▼栄養が偏った食事をする
▼夜更かし

思春期ニキビの予防法

思春期の赤ニキビはホルモンバランスが崩れて皮脂が過剰に分泌してしまい、アクネ菌が増殖してしまうことが主な原因です。
赤ニキビを治すのにもっとも大切なことは、増殖したアクネ菌などのニキビ原因菌を退治して菌バランスを整えることです。
では、殺菌成分を使って、アクネ菌などのニキビ原因菌を全滅させればよいのかというと、そういうわけでもありません。
なぜなら、殺菌成分を使用すると肌に必要な善玉菌まで殺してしまったり、敏感な肌には刺激となったりするため、かえって赤ニキビの症状が悪化してしまうこともあるからです。

肌にいる微生物の多くは、肌を健やかに保つ上では欠かせない存在です。
赤ニキビの原因となるアクネ菌も、普段は肌を健やかに保つ働きをしています。
しかし、過剰な皮脂分泌などが原因で毛穴がふさがるとアクネ菌が増殖して赤ニキビができてしまいます。
このようにできた赤ニキビを治すには、増殖したアクネ菌などのニキビ原因菌を減らして、善玉菌がいきいきと働ける環境をつくることが重要です。
そのためには正しいスキンケアと規則正しい生活習慣を行い、「毛穴を詰まらせない」「皮脂を過剰に分泌させない」ことが大切です。

▼規則正しい生活
▼バランスの良い食生活
▼ストレスをためない
▼洗顔をしっかり行う
▼しっかり保湿する

思春期の赤ニキビの原因についてのまとめ

思春期の赤ニキビを予防するには規則正しい生活を心がけ、肌のターンオーバーを正常に保ち、バリア機能を維持し続けることが大切です。
そのためには、正しいクレンジングや洗顔、スキンケアを行うことがポイント。
そして、善玉菌がいきいきと働き続けられる環境、つまり「菌バランス」が整えられた状態を維持し続けることが最も重要です。

加藤先生のお話にもあるとおり、私たちの肌を健やかな状態に保つには、殺菌成分を使って殺菌するのではなく、菌バランスがとれた環境を作ることこそが重要となります。
また、菌バランスがとれた環境を維持し続けることが赤ニキビを予防するうえで重要です。

では、殺菌成分を使わずに菌バランスのとれた環境を作り出すにはどうしたらよいのでしょうか?
その答えは、現在注目を集めているバクテリオファージにあります。

治らない思春期の赤ニキビにバクテリオファージ

毛穴に皮脂が詰まると皮脂をエサにするアクネ菌などが増殖し、菌バランスが崩れることによって炎症を起こし、赤ニキビができます。
そのため、赤ニキビを治すためには正常な菌バランスに戻すことが必要です。
また、ニキビを繰り返さないためには、正常な菌バランスを保ち続ける必要があります。
人の表皮には数百種類もの細菌が生育し、その多くは正常な肌環境を保つために必要で、善玉菌と呼ばれています。
善玉菌の代表として表皮ブドウ球菌が挙げられます。
表皮ブドウ球菌はニキビの原因となる余分な皮脂を分解します。
そして、肌の潤いを保ち、肌表面を弱酸性にすることで病原菌の増殖を抑える働きをしています。
従来の殺菌成分を使った治療法だと、肌に必要な善玉菌までなくなってしまい、菌バランスを保つことが困難です。
一時的には治るかもしれませんが、菌バランスが崩れている状態なので、またすぐに赤ニキビができてしまうおそれがあります。
バクテリオファージを使うことによって増えすぎたアクネ菌などのニキビ原因菌だけを減らします。
そうすることによって、善玉菌など肌に必要な菌はなくさずに肌の菌バランスが保たれた状態を維持することができます。

バクテリオファージがお肌の菌バランスを整えるのに重要な役割を果たす理由は3つあります。

理由1 狙った菌だけを退治する

バクテリオファージは、一般的な殺菌成分のようにお肌を守る善玉菌も殺してしまうのではなく、自分が感染できる相手(宿主)を厳密に見分ける能力があり、狙った菌にだけにとりつき、自己増殖しながら宿主を溶菌します。
例えば、ニキビ原因菌をターゲットとするバクテリオファージは、赤ニキビを引き起こすニキビ原因菌のみを溶菌します。
また、ファージは自分が感染できる菌(宿主)を厳密に見分ける能力があります。
宿主以外の菌には感染することができないので、複数の菌がニキビの原因菌である場合は複数の菌に感染できるファージの混合液(ファージカクテル)を用いる必要があります。

理由2 増殖した菌だけを退治する

バクテリオファージは、ターゲットとする宿主菌がある程度少なくなると自己増殖できなくなり、それに合わせて少なくなります。
そのため、ターゲットの菌を全滅させることなく、菌バランスが整った状態に戻すことができます。

理由3 善玉菌を守って赤ニキビのできにくい肌に

バクテリオファージは、お肌に必要な善玉菌は残したまま、アクネ菌などのニキビ原因菌を退治します。
そのため、菌バランスを整えてバリア機能を高めることができ、ニキビができにくい肌へと導くことができます。

生物の摂理に叶った治療法

バクテリオファージを使った治療法は、体内に元々あるバクテリオファージを補うもので、生物の摂理に叶った治療法と言えます。
また、バクテリオファージを使うことで赤ニキビを治すだけではなく、赤ニキビのできにくい健康な肌を維持し続けることができます。

実際にバクテリオファージ配合製品を使った結果

ここでは実際にバクテリオファージ配合製品を使った人の結果を紹介します。

どの症例もニキビが改善しているのが確認できます。

思春期の赤ニキビの治療法まとめ

バクテリオファージを使ったニキビの治療法は、我々のお肌に存在しているバクテリオファージを補うという方法です。
殺菌してニキビを治療する従来の方法とはまったく違った新しいアプローチになります。
赤ニキビが治るだけでなく、ニキビができにくい健康な肌を保ち続けられるというのは嬉しいですよね。
思春期の赤ニキビがなかなか治らなくて悩んでいる人、思春期ニキビがなかなか治らなくて悩んでいるお子さんをもつママさんは、バクテリオファージを使った方法を一度、試してください。

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思春期ニキビが治らなくて悩んでいるお子さんをお持ちのママさんもバクテリオファージを使った治療法があることをお子さんに教えてあげてください。
新たな赤ニキビ治療法の可能性を、あなたの肌で体験してください。

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